無線工学119(2)

R5.2b-2

 次の記述は、直交周波数分割多重(OFDM)伝送方式について述べたものである。このうち誤っているものを下の番号から選べ。

1 OFDM伝送方式では、高速の伝送データを複数の低速なデータ列に分割し、複数のサブキャリアを用いて並列伝送を行う。

2 ガードインターバルを挿入することにより、マルチパスの遅延時間がガードインターバル長の範囲外であれば、遅延波の干渉を効率よく回避できる。

3 各サブキャリアの直交性を厳密に保つ必要がある。また、正確に同期をとる必要がある。

4 一般的に3.9世代移動通信システムと呼ばれる携帯電話の通信規格であるLTEの下り回線などで利用されている。

解答

2  ガードインターバルを挿入することにより、マルチパスの遅延時間がガードインターバル長の範囲外 範囲内であれば、遅延波の干渉を効率よく回避できる。

語呂合わせ
 OFDM   直交性   同期が必要
 OFDM   低速    範囲内の LTE

 OFDMは、直交性 同期が必要
 OFDMは、低速  範囲内のLTE

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