無線工学1128(1)

R7.10a-23

 図に示すように、最大目盛値が10〔mA〕の直流電流計Aに分流器R1=R2=0.2〔Ω〕を用いたとき、端子ab間及びac間で測定できる最大電流値の組合せとして、正しいものを下の番号から選べ。ただし、Aの内部抵抗を1.2〔Ω〕とする。

  ab間     ac間

1 70〔mA〕    30〔mA〕

2 70〔mA〕    40〔mA〕

3 80〔mA〕    30〔mA〕

4 80〔mA〕    40〔mA〕

解答

4 80〔mA〕    40〔mA〕

 図に示すように、最大目盛値が10〔mA〕の直流電流計Aに分流器R1=R2=0.2〔Ω〕を用いたとき、端子ab間及びac間で測定できる最大電流値の組合せとして、正しいものを下の番号から選べ。ただし、Aの内部抵抗を1.2〔Ω〕とする。

■端子ab間

 ① 電流計Aの電圧=RI=1.2×10m=12mV
 ② R2の電圧=RI=0.2×10m=2mV
 ③ ①②より、R1の電圧=12mV+2mV=14mV
 ④ R1の電流=V/R=14m/0.2=70mA
 ⑤ ab間の電流=10m+70m=80mA

■端子ac間

① 電流計Aの電圧=RI=1.2×10m=12mV
② R1,R2それぞれの電圧=12m/2=6mV
③ R1(R2)の電流=V/R=6m/0.2=30mA
④ ac間の電流=10m+30m=40mA

コメント

タイトルとURLをコピーしました