無線工学1120(2)

R7.6a-23

 次の記述は、図に示す周波数カウンタ(計数形周波数計)の動作原理について述べたものである。このうち誤っているものを下の番号から選べ。

1  被測定入力信号は入力回路でパルスに変換され、被測定入力信号と同じ周期を持つパルス列が、ゲート回路に加えられる。

2  水晶発振器と分周回路で構成される基準時間発生器が正確な周波数を発振し、ゲート制御回路は正確な時間間隔でパルス列を通過させるように、ゲート回路を制御する。

3  T秒間にゲート回路を通過するパルス数Nを計数演算回路で計数演算すれば、周波数fは、f = N/T〔Hz〕として測定できる。

4  ±1カウント誤差は、被測定装置と周波数カウンタのインピーダンスが、不整合のときに生ずる誤差である。

解答

4  ±1カウント誤差は、被測定装置と周波数カウンタのインピーダンスが、不整合のときに生ずる誤差である。
  ±1カウント誤差は、ゲートに入力されるパルス(被測定信号)とゲートの開閉信号の位相関係が一定でないために生ずる誤差である。

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