無線工学841(1)

R5.10a-19

 次の記述は、アダプティブアレーアンテナ(Adaptive Array Antenna)の特徴について述べたものである。(   )内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。

(1) 一般に、アダプティブアレーアンテナは複数のアンテナ素子から成り、各アンテナの信号の( A )に適切な重みを付けて合成することにより( B )に指向性を制御することができ、電波環境の変化に応じて指向性を適応的に変えることができる。

(2) さらに、干渉波の到来方向に( C )を向け、干渉波を弱めて通信の品質を改善することもできる。

  A       B     C

1 周波数     電気的   主ビーム

2 周波数     機械的   ヌル点(null:指向性パターンの落ち込み点)

3 振幅と位相   機械的   主ビーム

4 振幅と位相   電気的   ヌル点(null:指向性パターンの落ち込み点)

5 振幅と位相   電気的   主ビーム

解答

4 振幅と位相   電気的   ヌル点(null:指向性パターンの落ち込み点)

語呂合わせ
 振幅と位相 ヌル点 振幅と位相 弱め

 アダプティブに動くと 振幅と位相が ヌルっと 弱め

(1) 一般に、アダプティブアレーアンテナは複数のアンテナ素子から成り、各アンテナの信号の( 振幅と位相 )に適切な重みを付けて合成することにより( 電気的 )に指向性を制御することができ、電波環境の変化に応じて指向性を適応的に変えることができる。

(2) さらに、干渉波の到来方向に( ヌル点(null:指向性パターンの落ち込み点) )を向け、干渉波を弱めて通信の品質を改善することもできる。

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