無線工学416(4)

R5.10b-12

 次の記述は、無線LANや携帯電話などで用いられるMIMO(Multiple Input Multiple Output)の特徴などについて述べたものである。(   )内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。

(1)  MIMOでは、送信側と受信側の双方に複数のアンテナを設置し、送受信アンテナ間に複数の伝送路を形成して、( A )多重伝送による伝送容量の増大の実現を図ることができる。

(2)  例えば、ある基地局からある端末への通信(下りリンク)において、基地局の複数の送信アンテナから異なるデータ信号を送信しつつ、端末の複数の受信アンテナで信号を受信し、信号処理により( B )ごとのデータ信号に分離することができ、新たに( C )を増やさずに伝送速度を向上させることができる。

  A     B        C

1 時分割   送信アンテナ   ガードバンド

2 時分割   受信アンテナ   周波数帯域

3 空間    受信アンテナ   ガードバンド

4 空間    受信アンテナ   周波数帯域

5 空間    送信アンテナ   周波数帯域

解答

5 空間    送信アンテナ   周波数帯域

語呂合わせ
   複数 空間 信号処理       高速伝送 波数帯域
   ガードバンド      送信アンテナ

 マモーミモー(MIMO)は
   複数空間信号無視(処理)して、高速道路で回していると
   ガードマン(バンド)から送信した

(1)  MIMOでは、送信側と受信側の双方に複数のアンテナを設置し、送受信アンテナ間に複数の伝送路を形成して、( 空間 )多重伝送による伝送容量の増大の実現を図ることができる。

(2)  例えば、ある基地局からある端末への通信(下りリンク)において、基地局の複数の送信アンテナから異なるデータ信号を送信しつつ、端末の複数の受信アンテナで信号を受信し、信号処理により( 送信アンテナ )ごとのデータ信号に分離することができ、新たに( ガードバンド )を増やさずに伝送速度を向上させることができる。

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