R5.07-1A5
R3.07-2A5
R2.01-1A5
解答
R5.07-1A5
2 30 30 27
Δ(デルタ)Y(スター)変換
Δ回路、Y回路の各抵抗値は、以下の式で表されます。
\(R_a=\frac{R_2R_3}{R_1+R_2+R_3}\)
\(R_b=\frac{R_1R_3}{R_1+R_2+R_3}\)
\(R_c=\frac{R_1R_2}{R_1+R_2+R_3}\)
※過去問では、\(R_1\),\(R_2\),\(R_3\)は同じ値が出題されています。
分母が3つ全ての足し算、分子は抵抗2つの掛け算です。
(1)\(R_a=\frac{R_2R_3}{R_1+R_2+R_3}\)
\(R_a=\frac{90×90}{90+90+90}=\frac{8100}{270}=30\)[Ω]
\(R_b\)は、\(R_1\)、\(R_2\)、\(R_3\)共に同じ90[Ω]なので、
\(R_b=30\)[Ω]
(2)図2のブリッジの平衡条件により、
ポイント
この形はブリッジの平衡問題
対角線の抵抗の積
\(R_3×R_7=R_4×R_6\) ならば
平衡状態で\(R_5\)は無視出来る。
\((R_a+R_4)×R_X=(R_c+R_5)×R_6\)
\(R_X=\frac{(R_c+R_5)×R_6}{R_a+R_4}=\frac{(30+15)×45}{30+45}=\frac{45×45}{75}=27\)[Ω]
R3.07-2A5
5 30 30 27
R2.01-1A5
4 20 20 18
(1)\(R_a=\frac{R_2R_3}{R_1+R_2+R_3}\)
\(R_a=\frac{60×60}{60+60+60}=\frac{3600}{180}=20\)[Ω]
\(R_b\)は、\(R_1\)、\(R_2\)、\(R_3\)共に同じ60[Ω]なので、
\(R_b=20\)[Ω]
(2)図2のブリッジの平衡条件により、
\((R_a+R_4)×R_X=(R_c+R_5)×R_6\)
\(R_X=\frac{(R_c+R_5)×R_6}{R_a+R_4}=\frac{(20+10)×30}{20+30}=\frac{30×30}{50}=18\)[Ω]
検索用キーワード
直流ブリッジ(Δ-Y変換) 図1に示すブリッジ回路によって、抵抗\(R_X\)を求める過程について述べたものである。 平衡
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